長崎県壱岐島の重家酒造が造る日本酒「横山」。
麦焼酎が有名な壱岐の地で生まれたこのお酒は、フルーティーで上品な味わいが特徴です。
こだわり抜かれた水と地元産の米を使用し、芳醇な旨みとスッキリしたキレを両立。
食事にも合わせやすく、中トロやお出汁の鍋との相性も抜群です。
そんな「横山」の魅力を、香りや味わいとともにご紹介します!
横山はどんな日本酒?
横山は、長崎県壱岐島にある重家酒造が醸す日本酒です。
壱岐は、「麦焼酎発祥の地」として知られ、麦焼酎の名産地となっています。重家酒造も、「ちんぐ」という有名な焼酎を造っていますね。
一時期は日本酒造りを行なっていませんでしたが、2018年に新しい蔵が完成し、製造を再開したそうです!
日本酒に使用する水源は、なんと20ヶ所以上も調査したとのこと。徹底したこだわりを感じますね。
さらに、壱岐で栽培されたお米を使用しているのも特徴です。福島県糸島産の山田錦は有名ですが、壱岐も気候が似ているため、この地で育ったお米を使った日本酒も期待できます。
今回は、山田錦を50%まで磨いた「横山五十 純米大吟醸 山田錦」をいただきます!


横山の香り・味わい
香りはとてもフルーティー!
メロン、バナナ、マスカット、そしてほんのりヨーグルトのような香りを感じます。ただ、香りが強すぎることはなく、食事ともよく合いそうです。
口に含むと、優しい甘みがふわっと広がり、とても上品な印象を受けます。50%精米だからこその繊細さかもしれません。
同時に、山田錦ならではの芳醇な旨みも感じられ、ジューシーで美味しいです!
余韻は長めですが、最後はスッと心地よく切れていきます。アルコール度数は16度と軽めではありませんが、不思議とスイスイ飲めてしまいますね。
横山に合うおつまみ
上品な味わいのお酒なので、味が濃すぎず、素材の風味を生かしたおつまみが合うと思います。
脂の乗ったマグロの中トロと合わせてみましたが、最高でした。脂の旨みと「横山」が絶妙に調和し、口の中でとろけるような味わいに…!
また、シンプルなお出汁の鍋とも合わせてみましたが、こちらも抜群の相性。優しい旨みが引き立ち、ついつい盃が進んでしまいました。

まとめ
「横山」は、長崎県壱岐島の重家酒造が造る日本酒です。
麦焼酎が有名な壱岐の地で、2018年に日本酒造りを再開。水源の徹底調査や地元産の米の使用など、こだわりの詰まったお酒です。
香りはメロンやバナナ、マスカットのようなフルーティーさがあり、上品で食事にも合わせやすいのが特徴。
口に含むと優しい甘みが広がり、山田錦の芳醇な旨みとジューシーさを楽しめます。余韻は長めながら、最後はスッとキレが良く、飲みやすい一杯です。
おつまみには、脂の乗ったマグロの中トロや、シンプルなお出汁の鍋がよく合います。どちらも「横山」の上品な味わいを引き立て、つい盃が進んでしまう美味しさです。